今日の午後、積乱雲から発生した冷気外出流(ガストフロント)が島を通過する様子を気象衛星がとらえていました。
ガストフロントの先端には、周りの風とぶつかって上昇気流が生じ、アーククライドと呼ばれる円弧上の雲ができます。
気象衛星の可視画像では、その円弧上の雲が時間とともに広がっていく様子が良く分かります。
また、このガストフロントは正午過ぎに南大東島を通過しました。
南大東島の観測点では、12時に31.7度だった気温が、12時半には27.6度まで下がっており、
このタイミングで冷気が入ったことが分かります。
その後、13時半には南大東島の気温は31.5度まであがり、元に戻りました。
ガストフロントに伴うアーククラウドも、午後2時半には消えて見えなくなってしまいました。