知識の箱
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sambaでファイル共有2~セキュリティ~
sambaを設定する際に、正しく設定した場合でもwindowsからアクセスができない、あるいはアクセスができても書き込みができないことがある。
fedoraでそのような事例が起こった時の対処法のサンプルを示す。
1. Firewallによる拒絶
アクティビティー => 検索(firewall) => ファイアウォール
設定:「実行時」と「永続」の両方
今使用しているゾーン(public、internalなど)でsambaを許可する。
2. SELinuxによる拒絶
まずは、getenforceと打ってみる。
Enforcing
となると、SELinuxが動作している。
この場合、windowsからの書き込みができない可能性が高い。
SELinuxの機能は以下の通り。
■ enforcing: SELinux機能、アクセス制御が有効
■ permissive: SElinuxは警告を出力するが、アクセス制限は無効
■ disabled: SElinux機能、アクセス制御が無効
sambaを使うためには、permissiveで大丈夫。
SELinuxを無効にするには、以下のようなコメントを打つ。
> setenforce permissive (もしくは、setenforce 0)
逆に、有効にするには、
> setenforce enforcing (もしくは、setenforce 1)