知識の箱
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デフォルトのパーミッション設定: umask
新たに作成したファイルやディレクトリの初期パーミションを変更するコマンド。
>umask 022
とすると、
ディレクトリの場合、
すべて許可の意味の777から022を引いた755が初期設定となる。
ファイルの場合、
実行許可を除いてすべて許可する666から022を引いた644が初期設定となる。
現在の設定を確認するときは、
>umask
と打てばよい。
例えば、
>umask 000
とすると、
ディレクトリ:777-000 –> 777
ファイル:666-000 –> 666
>umask 066
とすると、
ディレクトリ:777-066 –> 711
ファイル:666-066 –> 600
となる。
なお、パーミッションの数値標記の詳細は下記の通り。
(例)755
1番目 所有者のパーミッション
2番目 グループのパーミッション
3番目 その他のユーザーのパーミッション
数字の内容は、
r(読み取り可) –> 4
w(書き込み可) –> 2
x(実行可) –> 1
の足し算で決まっている。
rwxrwxrwx
つまり、
0:すべて不可 (—)
1:実行可能 (–x)
2:書き込み可能 (-w-)
3:書き込み・実行可能 (-wx)
4:読み取り可能 (r–)
5:読み取り・実行可能 (r-x)
6:読み取り・書き込み可能 (rw-)
7:読み取り・書き込み・実行可能 (rwx)
上記の例の755は、
所有者は、読み取り・書き込み・実行可能
グループは、読み取り・実行可能
その他は、読み取り・実行可能
パーミッションの変更は、chmodコマンドでできる。
> chmod 644 (ファイル名 or ディレクトリ名)