知識の箱

主に気象を研究する上で得た知識と、WEBページ作成のために得た知識を記録しています。

fedora update

fedoraのアップデートの方法

バージョンが古い場合は、一気に最新バージョンにアップデートできない場合があるので、1つか2つずつ更新していく。

> dnf --refresh upgrade

(更新があれば)
> reboot

> dnf install dnf-plugin-system-upgrade --best

> dnf system-upgrade download --refresh --releasever=37
※37はバージョンの数字。ここにアップデートしたいバージョンを入れる。

> dnf system-upgrade reboot
このあと再起動時にバージョンがアップデートされる。10分から20分がかかる。

バージョンアップ後に、システムの設定が初期化されていることがあるので、
その場合は適宜修正する。例:SSHの設定


gradsで最大値と最小値の間を塗りつぶす

gradsの時系列図で、最大値と最小値の間を塗りつぶす方法。

‘set rbg 50 100 100 100’ ;*色の指定
‘set gxout linefill’
‘set lfcols 50 50’ ;*指定した色(50番)で塗りつぶす
‘d max; min’
‘set gxout line’

これでOK。

平均±標準偏差などの折れ線グラフを書く時に便利。
‘d ave-sig; ave+sig’
‘set gxout line’
‘d ave’
とすれば、平均±1標準偏差が陰影になり、その上に平均の線が書かれる


rsyncでlinkの実体をコピーする

多量のあるファイルの中から必要なファイルだけrsyncで転送する際に、必要なものだけlinkでまとめておくと便利です。
リンク先の実体のファイルを転送する際には、rsyncに下記のオプション付ければ良い。

> rsync -avz –copy-links [転送元ディレクトリ/ファイル] [転送先/ディレクトリ/ファイル]
あるいは
> rsync -avz –copy-links [転送元ディレクトリ/ファイル] [転送先/ディレクトリ/ファイル]


GMTのインストールでX11/Xaw/Form.hのエラー

※GMT等を手動でインストールする際、「X11/Xaw/Form.hがない」というエラーが出た場合は、下記をインストールすると直る可能性がある(Fedora yumの場合)。

> yum install libXt-devel

> yum install libXaw-devel


yumでgfortran、gccをインストールする方法

> yum install gcc-gfortran libgfortran

> yum install gcc-c++


yumでimagemagickをインストール

> yum install ImageMagick ImageMagick-devel


高層天気図と数値予報天気図

気象庁のホームページには一般向けの天気図のほか、気象予報士等専門家向けに、上空の大気の状態を示す「高層天気図」と数値モデルで予報された「数値予報天気図」を見ることができます。

高層天気図

300hPa、500hPa、700hPa、850hPaなどの等圧面天気図です。1日2回(一部資料は1日1回)作成しています。

最新の高層天気図

高層天気図の説明

数値予報天気図

数値予報の計算結果を1日2回(一部資料は1日1回)作成しています。数値予報とは物理学の方程式により、風や気温などの時間変化をコンピュータで計算して将来の大気の状態を予測する方法です。

最新の数値予報天気図

数値予報とは

客観解析

アンサンブル予報

数値予報モデルの種類

grid
(気象庁HPから)


convertでepsをpngなどに変換

convertでepsをpngやgif形式に変換する際に、-densityを入れると解像度を指定できる。

> convert -density 300 A.eps B.png

gradsでepsファイルを作成した際に、縦横線が入ってしまうことがある。tif画像に変換するとノイズが消える。

> convert -density 300 A.eps B.tif

また、png等に変換する場合は、+antialiasのオプションをつけると線を除去できる。

> convert +antialias A.eps B.png


sedを使ってスペース(空白)をカンマ(,)に変換

sedを使って、スペースを,に変換する。

> sed “s/ /,/g” (空白入りファイル) > (出力ファイル)


sambaでファイル共有2~セキュリティ~

sambaを設定する際に、正しく設定した場合でもwindowsからアクセスができない、あるいはアクセスができても書き込みができないことがある。

fedoraでそのような事例が起こった時の対処法のサンプルを示す。

1. Firewallによる拒絶

アクティビティー => 検索(firewall) => ファイアウォール

設定:「実行時」と「永続」の両方

今使用しているゾーン(public、internalなど)でsambaを許可する。

2. SELinuxによる拒絶

まずは、getenforceと打ってみる。

Enforcing

となると、SELinuxが動作している。
この場合、windowsからの書き込みができない可能性が高い。

SELinuxの機能は以下の通り。


■ enforcing: SELinux機能、アクセス制御が有効
■ permissive: SElinuxは警告を出力するが、アクセス制限は無効
■ disabled: SElinux機能、アクセス制御が無効

sambaを使うためには、permissiveで大丈夫。

SELinuxを無効にするには、以下のようなコメントを打つ。

> setenforce permissive (もしくは、setenforce 0)

逆に、有効にするには、

> setenforce enforcing (もしくは、setenforce 1)